12月10日(水)、生徒会の「深めよう絆集会（津南中学校いじめ見逃しゼロスクール集会）」が行われました。

いじめ見逃しゼロスクール集会は、いじめ問題を自分事として考え、いじめ見逃しゼロに向けて思いを一つにするため、県内のどの学校でも行われています。津南中では「生徒一人一人がこれまでの自分を振り返り、今後の課題や目標について考える機会を設けることで、人権意識を高め、いじめに対する正しい理解と考え方を育む」ことをねらいとし、生徒会本部と学年委員会で毎年工夫を凝らし実施しています。

今年度は「“いじり”と“いじめ”の捉え方」をテーマに、前半は全校で話し合いました。生徒たちは、話し合いを通して「いじめかどうかは受け手が判断するもので、どのようないじりもいじめになる可能性があること」を再確認し、仲間との関わり方を見直すきっかけとすることができました。また、いじめ見逃しゼロに向けた個人の行動目標も設定しました。

後半の全校レクリエーションでは、たくさんの笑顔と歓声があふれ、津南中生徒としての一体感が感じられました。

集会の最後には「津南中学校いじめ見逃しゼロ宣言文」を全校で読み上げました。

この宣言文は、平成28年に新潟県の「深めよう絆　県民の集い」で行われた「いじめ見逃しゼロ宣言」を基に、令和４年度生徒会が全校生徒にアンケートを実施して作られたものです。

【津南中学校　いじめ見逃しゼロ宣言文】

　私たちは、「いじめを見逃しません　許しません」

　そのために、

　① 私たちは、自分を大切にします。そして、同じように、周りの人も大切にします。

　② 私たちは、優しい心をもち、つねに相手を思いやります。

　③ 私たちは、「つらい」と感じたならば、信頼できる人に相談します。

　④ 私たちは、いじめを見逃さないために、いじめを感じたら勇気を出して声をかけます。

生徒たちが宣言したことを実行できるように、よりよい人間関係を築いていけるように、引き続き全校体制で取り組んでいきます。