和紙づくりは、コウゾ煮・ごみ取りの工程に入りました。しっかりと大釜で煮込み、前回のしかわ取りで取り切れなかった節や堅い皮、変色した部分を冷たい水の中でていねいに取り除きます。ぬるま湯でも作業はできるそうですが、雑菌が繁殖しないよう一年で最も冷たい「寒の水」で行うそうです。子どもたちの手は、冷たく真っ赤になっていました。また、今回は予定していた時間よりずっと早く終わりました。それは、前回までの作業をていねいに行ったからです。今を大切にすることが、未来につながっていくのですね。